退職代行を使っても離職票はもらえる!受取りまでの4ステップと注意点を徹底解説

退職代行を使いたいけど「離職票がもらえなくなったりしない?」って心配になってませんか?実際、この心配をしてる人ってすごく多いんです。
退職代行を考えてる人の8割以上が「離職票って本当にちゃんともらえるの?」「失業保険の手続きで困ったりしない?」って不安に思ってます。
でも大丈夫です。退職代行を使っても離職票は法律で決まってる権利なので絶対にもらえます。
この記事では、退職代行と離職票について気になることを全部解決していきます。実際にどうやって離職票をもらうのかから、もし届かなかった時の対処法、それから信頼できる退職代行の選び方まで全部まとめて説明します。

【結論】退職代行を使っても離職票は必ずもらえる!まずは安心して
まず、あなたが一番心配していることについてお話しします。
退職代行サービスを使っても、離職票は必ずもらえます。これは働いた人なら誰でも受け取れる当たり前の権利で、法律で決められていることなんです。
法律で定められた会社の義務だから大丈夫
どうして必ずもらえると断言できるのか疑問に思いますよね。実は、会社が辞めた人に離職票を渡すのは法律で決まっている「義務」なんです。
「雇用保険法」という法律があって退職した人が「離職票が欲しい」と言った場合、会社は必ず渡さないといけないことになっています。もし会社が特別な理由もなくこれを無視したら、法律違反になって罰則を受けることだってあります。
つまり、「退職代行を使ったから離職票は出さない」なんてことは法律上できないんです。
そもそも「離職票」って何?なぜ絶対に必要?
「離職票」って名前は知ってるけど実際どんな書類で何に使うのか、ちゃんと分かってる人って意外と少ないんじゃないでしょうか。まずはここで基本的なところから確認していきましょう。
離職票とは?退職を証明する超重要書類
離職票がどんなものかというと「会社を辞めたことを証明して失業保険をもらうためにハローワークに提出する書類」のことです。
正式には「雇用保険被保険者離職票」って呼ばれていて2枚組になっています。
もしこの離職票がないと、退職したことが証明できなくていろいろと困ったことになってしまいます。
具体的にどんな問題が起きるのか詳しくお話ししていきます。
離職票がないとどうなる?2つの大きなデメリット
もし離職票が手元にないと、主に2つの大きなデメリットが生じます。
まず1つ目でこれが一番痛いのですが、失業保険がもらえなくなってしまいます。失業保険って離職票をハローワークに持って行って初めて手続きが始まるんです。この書類がないと手続き自体ができないので、本当だったらもらえていたお金がもらえなくなってしまいます。
2つ目は新しい会社から「離職票を見せて」と言われることがあることです。絶対に必要というわけじゃないんですが会社によっては「前の会社をちゃんと辞めた証明として見せてください」と求められる場合があります。
「離職票」と「退職証明書」の違いは?【簡単比較】
離職票と間違えやすい書類で「退職証明書」というものがあります。名前が似てるので混同しがちですが、この2つは全然違う書類です。
何が違うかというと、離職票は国が認めた公的な書類なのに対して退職証明書は会社が勝手に作る書類だということです。失業保険の手続きで使えるのは公的な「離職票」の方だけなのでここは間違えないように注意してください。
退職代行で離職票を受け取るまでの具体的な流れ【4ステップで解説】
実際に退職代行を使った場合、離職票ってどうやって手元に届くのか気になりますよね。安心してください、特に難しいことはありません。基本的に次の4つのステップで進んでいきます。

最初に、使いたい退職代行サービスに連絡して相談します。ここで大事なのが「会社を辞めたい」ということと一緒に「離職票も発行してもらいたい」ということをはっきり伝えることです。
この一言を言っておくだけで、あとの手続きがスムーズに進みます。
正式にお願いしたら、今度は退職代行の担当者があなたの代わりに会社に連絡してくれます。「○○さんが退職したいと言っています」ということと「離職票などの必要な書類も用意してください」ということをきちんと伝えてくれます。
当然ですが、この面倒なやり取りは全部代行の人がやってくれるので、あなたが会社の人と直接話をする必要は全くありません。
退職が決まったら今度は会社がハローワークに行って手続きをします。「この人はもう会社を辞めたので、雇用保険から外してください」という届け出をします。
この手続きが終わるとハローワークから会社に離職票が渡されて、それを会社があなたの家に郵送してくれるという仕組みになっています。
退職してから大体10日〜2週間くらいで会社から離職票が郵送で届きます。
ただし、会社の事務処理が遅かったりハローワークが忙しかったりすると、もう少し時間がかかることもあります。
退職代行でも離職票が届かない!考えられる原因と具体的な対処法
「もう2週間も経ってるのに離職票が来ない…」って状況になるとすごく不安になりますよね。気持ちはよく分かります。
でも、ここで慌てる必要はありません。まずはなぜ届かないのか、その理由を落ち着いて考えてみてそれに合った対処をしていけば大丈夫です。

実はこれが一番よくあるパターンです。人事の人がめちゃくちゃ忙しかったり、3月とか転職シーズンで辞める人が多くて手続きが間に合ってなかったり、別に嫌がらせとかじゃなくてただ単に遅れてるだけってことが多いんです。

あなたが退職した事を元々の上司が人事の担当者に報告していないなんてケースもあります。
残念ですが中には本当にタチの悪い会社もあります。退職代行を使われたのが気に入らなくてわざと手続きを遅らせる嫌がらせをしてくるんです。
「今手続きしてますから」なんて嘘をついたり、連絡を完全に無視したりする本当にひどい対応をする会社もたまにあります。
これはあまりないケースですがお願いした退職代行の会社が「離職票の件、言い忘れてた!」なんてミスをしたり、会社とのやり取りがうまくいってなかったりすることも全くないとは言えません。
特に3月とか年度末の時期は転職する人がめちゃくちゃ多くなるのでハローワークがパンク状態になります。
会社の方は手続きをちゃんと済ませてるんだけどハローワークの方で処理が追いついてなくて時間がかかってるなんてこともよくあります。
あまりないケースですがバイトで働く時間が少なかったり、入社してすぐに辞めたりした場合、実は最初から雇用保険に入ってなかったということもあります。
そうなるとそもそも離職票を作ることができないんです。
【もしもの時の対処法】焦らずこの順番で動こう
もし離職票が届かない時は、慌てずにこの順番で動いてみてください。

Step1: 退職代行に「どうなってるか確認して」とお願いする
まず最初にやることは、お願いした退職代行に連絡することです。「離職票がまだ届かないんですけど、会社に確認してもらえますか?」って感じで頼んでみましょう。ちゃんとした退職代行業者ならすぐに動いてくれるはずです。
Step2: 自分で会社に直接聞いてみる(※できる場合のみ)
退職代行業者を通してもダメだったり、そもそも会社と険悪にならずに辞められた場合は、自分で人事の人に聞いてみるのもアリです。丁寧にお願いすれば、意外とすんなり対応してくれることもあります。
Step3: ハローワークに相談して「督促」してもらう
それでも会社が動かない場合はお住まいの地域のハローワークに相談してください。ハローワークから会社に「早く離職票を出してください」って督促してもらえます。これがけっこう効きます。
Step4: 弁護士に相談する
会社がどうしても悪質でハローワークが言っても無視する場合は、最後の手段として弁護士に相談しましょう。弁護士が出てくるとさすがに会社も本気で対応せざるを得なくなります。
離職票が届いたら必ず確認!チェックすべき2つのポイント
離職票が届いたからといって、そこで一安心してはダメです。封筒を開けたら必ず中身をチェックしてください。たまに間違いがあるので次の2つのポイントは絶対に確認しましょう。
自分の名前、住所、雇用保険被保険者番号などの基本的な情報が間違ってないかチェックしてください。意外と字が違ってたり会社に入社後に引っ越しをしていたりすると住所が古いままだったりすることがあります。
もし間違いを見つけたらすぐに会社に連絡して直してもらいましょう。
離職票には辞める前の6ヶ月間にもらった給料の金額が書いてあります。この金額を元に失業保険でいくらもらえるかが決まるので、手元にある給与明細と見比べて金額が合ってるかどうか絶対にチェックしてください。
間違ってると損することもあるので、ここは手を抜かずにしっかり確認しましょう。
離職票だけじゃない!退職時に受け取る書類・返却するモノ一覧
退職時には、離職票以外にも様々な書類のやり取りが発生します。抜け漏れがないよう、ここで一覧にして確認しておきましょう。
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
- 源泉徴収票
- 健康保険資格喪失証明書
年金手帳は入社手続き後すぐに返却されている場合もあるので必ずしも退職時に受け取る物ではありません。会社へ提出後返却されていなければ受け取るようにしましょう。
- 健康保険被保険者証(保険証)
- 社員証、IDカード、名刺
- 会社から貸与されたPC、スマートフォンなど
- 業務で作成した資料やデータ
場合によっては在職中に交換した名刺も会社の資産として返却を求められることがあるので注意してください。

安心して任せられる!離職票を確実に受け取るための退職代行サービスの選び方
離職票をちゃんともらって退職の手続きを全部スムーズに終わらせるには、どこの退職代行にお願いするかがとても大事です。
次の3つのポイントは絶対にチェックしてから決めてください。
もし会社が「離職票は出さない」とか言って嫌がらせしてきた時に、あなたの代わりに会社と話し合いができるのは「弁護士」か「労働組合」がやってるサービスだけなんです。
値段が安いからって民間企業がやってるサービスを選んじゃうと、トラブルになった時に「うちは交渉できません」って言われて困ることになります。ここは絶対にケチっちゃダメなポイントです。

ちゃんとした退職代行なら、ただ「会社辞めました」で終わりじゃなくて離職票とかの必要な書類が全部あなたの手元に届くまで面倒見てくれます。
ホームページや無料相談で「どこまでやってくれるのか」を最初にチェックしておけば、あとで「え、それはやってくれないの?」とならずに済みます。

実際に使った人がどう言ってるかって、めちゃくちゃ参考になります。X(旧Twitter)とかGoogleMapの口コミで、「返事が早かった」「丁寧に対応してくれた」「トラブルの時もちゃんと助けてくれた」みたいな評判をチェックしてみてください。
特に「離職票もちゃんともらえました」って口コミが多いところは、安心してお願いできそうですね。

良い口コミの中には自作自演の口コミが含まれていることもあるので「悪い口コミ」もあわせてチェックしてあまりにも酷い口コミがある場合には注意しましょう。
退職代行と離職票に関するQ&A【よくある質問】
最後に、離職票に関してよく寄せられる質問にお答えします。
ちゃんとした退職代行なら会社に「本人に直接連絡するのはやめてください」ってはっきり伝えてくれるので、基本的には電話かかってくることはありません。
もし万が一かかってきても、電話に出ずに退職代行の担当者に「会社から電話来ました」って報告すれば、すぐに対応してくれます。

はい、できます。退職代行にお願いする時に「離職票は実家に送ってもらいたいです」って言えば、会社にそのことを伝えてもらえます。
一人暮らしで家にいない時間が多い人とか実家に帰る予定がある人なんかは、最初に相談してみてくださいね。
大丈夫です。会社に置きっぱなしにしてる私物も、退職代行の人が「この人の荷物を郵送で送り返してください」って会社に頼んでくれます。
お気に入りのマグカップとか、大事なものがあっても遠慮しないで「これも回収してもらいたいです」って言ってくださいね。
安心して退職代行を!離職票はあなたの正当な権利です
ここの記事では、退職代行を使った時の離職票についていろんな疑問にお答えしてきました。
- 退職代行を使っても、法律で決まってるので離職票は絶対にもらえます。
- 「相談→代行が連絡→会社が手続き→郵送で到着」の4ステップで終わります。
- もし届かなくても、代行会社やハローワークが助けてくれます。
- 大事なのは、いざという時に交渉してくれる「弁護士」か「労働組合」がやってるサービスを選ぶことです。
「退職代行を使ったら離職票がもらえないんじゃ…」って心配、もうなくなりましたよね。離職票はあなたが今まで頑張って働いてきた証拠としてもらえる当たり前の権利なんです。
退職のことで悩んでる時間って、本当にもったいないです。
あなたの大切な人生の時間をこんなことで消費するのはもう終わりにしませんか?
LINEで気軽に無料相談できる退職代行もたくさんあります。一人で抱え込まずに、まずは専門家に話を聞いてもらってください。きっと解決の糸口が見つかりますよ。